陥入爪

陥入爪について

陥入爪は、爪甲の側面が、皮膚に陥入した状態で、多くは、母趾に起こります。陥入により痛みや発赤を生じ、局所の感染や、肉芽(赤い盛り上がり)を生じます。原因の多くは、不適切な爪の切り方や窮屈な靴の装着などです。陥入爪と巻き爪は併発することもあります。

陥入爪が軽度の場合には、テーピング法の指導を行います。
陥入爪が重度で、肉芽を生じている場合には、ガター法という皮膚に陥入しているとがった爪甲部位にチューブを挿入し、皮膚を保護し、局所反応を改善させる方法を検討します。ガター法は自費による治療となります。
陥入爪イメージ図

ガター法による陥入爪治療

ガター法では、皮膚に陥入しているとがった爪甲部位にチューブを挿入し、とがった爪甲から皮膚を保護し、、局所反応を改善させる治療法となります。強い疼痛が予測される場合には伝達麻酔を併用する場合があります。
左の足の親指の陥入爪です。爪が両側の皮膚に陥入しています。人差し指側の皮膚には肉芽(赤い盛り上がり)を生じています。
巻き爪クリップ®装着前
巻き爪クリップ®装着時。すでに少し巻き爪が開いています。
巻き爪クリップ®装着3か月後。巻き爪が矯正されたため、クリップを取り外しています。

巻き爪クリップを用いた巻き爪 治療料金表(右にスクロールできます)

人工爪を用いた巻き爪治療 – 植えたし

人工爪施術直後の写真です。左1趾の爪は外見上は、通常の爪のような光沢があります。

③ガター法による陥入爪治療

ガター法による陥入爪 治療料金表

ガター法
料金
1趾(拇趾)
3,300円~
調整料
1,500円~
局所麻酔
5,500円~